いろんなギター演奏。

名古屋駅前ボイトレ&ギタースクールF studio代表、ギター講師、ウクレレ講師の古田竜之介です。
ファンキーな演奏とか、グルーヴィーな演奏、こんな言葉を時々聴く機会があるのではないでしょうか。
でも、実際どういう演奏をファンキーと呼ぶのか、結構難しいところだと思います。なんだかチャキチャキと歯切れよくカッティングしている演奏が、今はファンクギターとしてポピュラーな感じもします。
もちろん、ポピュラーである事は悪いことではないし、
そういうわかりやすく、かっこいいものから演奏にのめりこんでいく、音楽にのめりこんでいく、ということが1番大切かなと思うので、そこは全く問題にしなくて良いところだと思います。同じような話題で、ネオソウルのギタリストたちが、果たして、本当にアフリカンアメリカンの教会で演奏した事があるのか、そういう本場で仕事をもらえたことがあるのかというのも、結構言われてしまうところだとは思います。もちろん、本場で腕を磨いた方が良い事は間違いないですが、そうでないからといって、R&Bが弾けないと言うわけでもないと思います。本場の人から見たら、全然弾けてなくても、大衆から見て、ちゃんとかっこいい音楽として成立していれば、それはとても価値のあるものだと思います。
とは言え、やっぱりこういう演奏が本当のファンクなんだよね!みたいな事は、いろんな方の演奏を聴いて思ったりします。
僕が個人的に1番ファンキーだと思うギタリストは、
エラ・ファインゴールドさんという女性の方です。
この方の演奏は、ほんとうにファンキーとしか言いようがない。かっこよすぎる。
YouTubeなどで、すぐに演奏をきくことができますので
ぜひいちど聴いてみてください。本当に素晴らしいです。
彼女は、プリンスのバンドのオーディションで、ファンキーすぎると言う理由で落とされたことがあるという、面白い経歴をお持ちです。
エラ・ファインゴールドさんの演奏を数秒きけば、ファンキーとはどんなものなのか、すぐにわかるだろうなというくらい。もちろん、僕の1番好きなギタリスト、山岸潤史さんも本当にファンキーですが、ファンキーだけで言ったらエラ・ファインゴールドさんも全く負けてはいません。
これぐらいリズムが素晴らしいギタリストは、ドラムやパーカッション、ベースギターなどを弾いても、素晴らしい演奏をするんだろうな、なんて思います。
他にもいろいろブルージーなプレイとか、ジャジーなプレイとか、コンテンポラリーなプレーとか、いろいろ言い方はありますよね。このブルージー、ジャジー、コンテンポラリー、3つを備えたギタリストがいらっしゃいます。それは、ピーター・バースタインさん。彼のファンは結構多いのではないでしょうか。ジム・ホールさんとグラント・グリーンさんの良さを両方昇華させたような本当に素晴らしいジャズギタリスト。
彼と時々共演している、ブルース・フォーメンさんも本当に素晴らしいギタリストだと思います。
前にも何度か記事に書いていますが、Instagramにたくさんの演奏動画をあげている、ベテランでシニアのジャズギタリストです。
ブルース・フォーメンさんの演奏は今は結構ハードピッキングで、結構ガツガツ弾くタイプ。かといって、めちゃくちゃテクニカルな演奏するわけではない。
コードワークが多彩で、この辺はバーニー・ケッセルさんの影響を強く受けているなぁと思ったりします。

ロックな演奏と聞いて、1番に浮かぶ方は皆さん誰でしょう!?
僕は完全にZZtopのビリー・ギボンズさんです。
何故かわからないですが、ロックンロールと言えば、ビリー・ギボンズさん、と言うのが僕の中の昔からのイメージです。
ブルースロックだと、ジョニー・ウィンターさんが1番好きですかね。
ピアノほどではないけれども、
ギターはギターで、やれることがたくさんあります。
やっぱ、ロックンロールとかファンキーだとか、その辺はギターなしでは語れない気もします。
最後に僕の演奏動画をつけておきます。
レジェンドたちにはとても敵わないけれど、目指すことはやめない!!
【ロックギター】歪ませすぎたかな…。〜Rock’n’roll with Ibanez stratocaster, YAMAHA DG stomp & Marshall〜

ちなみに、この動画では、ヤマハのDG-stompと言う機材を使っています。マルチエフェクター、プリアンプのような役割を担う音作りの機材ですが、こちら名古屋駅前のエレキギターコースで、生徒さんに使っていただいている機材です。ぜひお試しあれ!!