リハビリ編⑤ 定位脳手術から5ヶ月
期間的にこの辺りから、環境が少しずつ変わってきます。良い方向に!
まず、術後初めての演奏の仕事を行うことができました。
犬山のサマーフェスティバルでシンガーのバックギター。
後に犬山市公式ソングになる「輝けINUYAMA」も、
その現場で流れ的に弾くことになって、
そのアレンジをプロデューサーに気に入って貰えました。
後に正式にレコーディングに繋がります。
その時の映像です。
ですが、相変わらず、演奏、普通の運動とともに
リハビリの日々。
演奏時の合併症の経過は下記の通りです。
*手に力は入らなく、コードが抑えきれない。
その為、コードの押さえ方も色々変えました。
特にディミニッシュやハーフディミニッシュ
のコード、
ベースを含んだ7th系コードの押さえ方は、
小指に負担がかからないようかなり改良しました。
オープンコードもまだまだ押さえづらい。
*指が自由に動かず、瞬発力なし。
これも相変わらず。
*まだジストニアの癖が残っていて、
少し小指がつっぱり、先の方は曲がる。
これは少し改善されましたが、まだまだ先は長そうな感じ。
日常生活の中では下記の通りの経過でした。
*歩く時左足を引きずっていたが、足は少し上がるように。でも、つま先で引っかかりよく
つまづく。これは相変わらず。
*左側の距離感が分かりづらく、よく壁にぶつかったり足を打つ。これもまだ相変わらず。
*物を持つ時も左手で持つと落としてしまう。
これも変わらず。
*よく左側によろめくが、転ぶことはなくなる。でも疲れると転ぶ。
*口輪筋(口周りを動かす筋肉)も
左側だけ麻痺していてゆるゆるなため、左側の唇によく唾がたまったりする。
これも変わらず。
この頃からコーケントーという医療機材を使った光線治療を始めました。
カーボンを燃焼させてできる熱光を身体、患部に当てていくもの。
血行をよくする感じですね。
岩盤浴にも通うようになりました。
冷えは万病の元。
患部だけでなく、全身のケアをもっとしっかり行うことをより意識するようになった時期でした。
心身ともに健康体であれば、確実に指への治療にも繋がるかなという感じでした。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます!