事業者名義でSNSを発信する時に絶対必要なこと。

名古屋駅前ボイトレ&ギタースクール F studio代表、ギター講師、演奏家の古田竜之介です。本日は仕事で使うSNSの落とし穴についてちょっと書いていこうかなと思います。結論から言うとビジネスで使うSNSで1番大切なのは想像力だと思っています。これは個人的な意見なので賛否両論あるかもしれませんがそれはそれでオッケーです。具体的にどんな想像力が必要なのかと言うと、自分の投稿をご自身のお客様が見て嬉しい気持ちになるかどうかです。僕のSNSは基本的にとってだしの演奏動画ばかり。基本的にはジャズギター、ブルースギター、ロックギター、この3つに分けて演奏動画を流すことが多いです。既存の曲のコピーなどはほとんど流したことがなく、ほとんどアドリブです。これは別にアドリブを自慢したいわけではなくて、僕の演奏自身を気に入っていただければうれしいなと言う気持ちが働いているためです。実際に生徒さんの中にもう十数人、僕のYouTubeを見て、レッスンにお越しくださった方や、僕のSNSの演奏動画を見て、ブルースをやってみたいです、ジャズをやってみたいですと言うふうにおっしゃっていただくことがとても多いので、今のスタイルをずっと続けています。正直、そろそろしゃべる動画も出そうと思っているのですが、本当に忙しすぎて、演奏ぐらいしか取る暇がない…。いずれしゃべる動画も出して、編集もしようと思っています。編集を昔みたいに自分ではやらずに他の方にに任せますけれど!まぁそんな感じの動画と言う非常に無難な投稿をどのSNSでも僕はしているので、どなたが見ても、基本的に嫌な気持ちになると言う事はそんなにないかなと思っています。添える文章もかなり気を遣って誰も否定しないような、何の音楽も否定しないような、どんな弾き方も否定しないような文章になっています。その結果、めちゃくちゃ当たり障りのないあまり面白くないタイトルになっていることが多いですがw
僕は、刺激的な言葉を使ってバズると言うのは自分のスタイルとしてあまり合っていないと感じるので、そういう事はしません。これからも同じですし、ブログでも同じことが言えます。
僕が好きな尊敬している。事業されている方々は、皆様、SNSの使い方がとても平和です。
例えば、古着屋さん、豊田にある13shopのえいすけさん。この方は、もう既に古着屋さん界隈の中ではかなりインフルエンサーとして有名です。本当に素晴らしいセンスの持ち主なので、基本的にコーデを投稿するだけでSNSのフォロワーを伸ばした方です。最近YouTubeやTikTokのおしゃべり動画でもすごく飾り気のない、でも、かっこいいおしゃべりを展開されていて、非の打ち所がない!!
逆に、僕がとても気に入っていた乗り物関係のお店があるのですが、そちらのオーナーは、とても気さくで、堅実な仕事をされる。だから、そちらでそこそこ大きな買い物をしようとしていたのですけれども、その方のSNSを見て、少し想像力に欠ける文章を展開していたため、購入はやめてしまいました。僕が腹が立ったわけでも、僕に攻撃してきたわけでもないのですが、この方のお客様が見て、この文章は果たして皆様にとって楽しい気分にさせる文章なのかどうか、それとも悲しい気持ちにさせてしまう文になってしまっているか、という想像力があるのかな。そんな投稿がいくつも展開されていたので、少し信頼はできないかもな、と思ってしまったため、もうそのお店に行く事はないでしょう。すごくシビアに聞こえてしまうかもしれませんが、お客様を持たせていただくという事は、それぐらいの覚悟を持って発信したり、発言したりしなければいけないと僕は思っています。ちょっとキザな言い方をすると、プロ意識ってやつです。
おひとりおひとりのため、自分が思いつく限りのことは全て徹底する。僕の思いつくことなんて、たいしたことない当たり前のことだったりするのですが、その当たり前のことを徹底的に行うこと。その点はとくに、ものすごく大切にしたいと僕は思っているので、自分が疑問に思う発言をされるオーナーさんの売り物は、申し訳ないけれの買いません。自分の仕事、そしてそれを評価してくださるみなさまへ、少しも曇りのない環境を自分の身の回りに置くこと。それが、生徒さん、お客様、一緒に働いてくださるみなさまへ敬意を示すことにつながるのだと思っています。
今お世話になっている
楽器のメンテナンスをしていただくリペアマン、
車を買ったりメンテナンスしていただく車屋さん、
服を購入するお店や、家具、雑貨を購入するお店。
あと、すごくおいしい担々麺のおみせw
今お世話になっている方々は、本当に誠実で、この方々なら逆に騙されてもいいかな!なんて思えるくらいです。
やっぱりどんなにいいものを買うかということももちろん大切だけれど、誰から買うかってのはものすごく大切なこの時代に、SNSの発信の仕方に攻撃的な一面があることは、個人的にはすこし怖いかな、なんて思うこの頃です。