ジストニアと後遺症をひとつ乗り越えた。

今回の記事は少し感傷的になってる上、

ちょっとだけ自慢っぽくなっちゃうかもなので、

苦手な方はここで読むのをSTOPしてくださいませ!

昨日、野外ライブのバックギターの仕事をさせて頂きました。

基本ロックやポップスを中心に20曲以上。

長時間、不特定多数の曲を演奏する仕事は、

ジストニアを発症して定位脳手術を受けてから

はじめてでした。

手術後も、コロナ前は

ライブは行っていましたが、

どれもやはり納得いく演奏はできませんでしたし、周りからも評価は高くなかったと思います。

ただ、今回はかなり違いました。

音響チームの方々が次々に話しかけてくださって、

「ギターめちゃくちゃうまいですね」

「すごく音が良いですね」

「グルーヴがきもちよかったよ!」

「ギターソロ最高だった!」

と褒めてくださったんです。

おべっかやビジネスライクな褒め言葉ではなく、

本心で伝えにきてくださっていることがありありと

伝わりました。

その音響チームの方は

皆様ブラジルの方々で、

ミュージシャンとしてもものすごい方々ばかり。

純ブラジル人の方から

直接グルーヴがいいと言っていただける日が

来るなんて、

脳疾患がなくても考えもしなかったです。

トランペッターの髙橋宗源さんからは、

「1番すばらしかった。」

なんて言葉を頂きました…。

病気から復帰してはじめて、

ギタープレイヤーとして本音の賞賛を頂いた、

そんな1日でした。

他の人からは小さなことに思えることかもです。

でも、フォーカルジストニアと手術の後遺症を

乗り越えようともがいている僕にとって、

プレイヤーとして結果を残すことができた

大きな大きな1日になりました。

もしかしたら、

絶対に病気に負けないぞという情熱がやっと

音に乗るようになってきたのかもしれない。

主催の河合一尚さん、音響チームDynamusの皆様、本当にありがとうございました。