ジミ・ヘンドリックスさんについて。
名古屋駅前ボイトレ&ギタースクール F studio代表、
ギター講師、演奏家の古田竜之介です。
偉大なギタリスト、ジミ・ヘンドリックスさんと、彼の影響を多大に受けたミュージシャンの中でも、ぼくがだいすきな方々をつらつらと書いていきます。途中で脱線するかもw
ジミ・ヘンドリックスさんといえば、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス。彼はどうしてもソロ活動というイメージが強いですが、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスという名前の、しっかり固定メンバーでバンド活動を行い、そのフロントマンとして売れています。ただ、あまりにもその存在感がデカすぎるため、ソロ演奏家に見えてしまいますね。そのバンドでまずイギリスで売れて、今度はアメリカで大ヒット!!ってかんじです。
ただ、彼がメインをはっていたザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス時代の演奏や楽曲を聴いて、ピンと来ない方も結構いらっしゃる。これははじめてきいた中学生の時の僕もそうでした。そういうタイプは大体みんな、ジミ・ヘンドリックスさんが、カーティス・ナイトさんというミュージシャンの下でバックギタリストをしていた時代の演奏を聴いて大好きになるってのがよくあるパターン。個人的にはそう思います。ジミ・ヘンドリックス在籍中は、カーティス・ナイト・アンド・ザ・スクワイアズとあう名前だっだと思います。今はSNSなどでいくらでも聴くことができますが、元々ジミ・ヘンドリックスさんはこのバンド時代の自分の演奏はあまり気に入っていなかったらしいです。でも確かに聴いてみると、バックギターの凄さが際立っているし、こんなギタリストがバンドにいたら頼もしいことこの上ない。もともと彼はギターの演奏が好きで、ブルースギターが大好きなギター小僧という感じだったらしく、歌を歌うこと自体も乗り気じゃなかったらしいです。デビュー当時も歌いたくない!!って仰っていたらしいですが、そのときのマネージャーだったか、プロデューサーだったか、どちらかの説得の仕方がかなりひどいw ミック・ジャガーだってそんなに歌上手くないけれど売れているから大丈夫だ!!って感じだったらしいです。
それはあんまりだ。ただ、それでなんとなくジミヘンも納得したようなので、なんかちょっと複雑ですねw
僕はローリングストーンズ、ミック・ジャガー、すごく好きなので、そのお話はなんとなく悔しい!!
とはいえ、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスでのパフォーマンスが今なおジミ・ヘンドリックスフリークのミュージシャンを生み出していることは間違いなくて、ジミヘンやん!!みたいな演奏をされる方々は、すごく若い方でもたくさんいらっしゃいます。
個人的にオススメなのが、Amani Burnhamさん。
この方すっごいジミヘンフリーク。ただこの方特殊なのが、ピックを使わないです。右手親指で弦を弾く、いわゆるウェス・モンゴメリー的な演奏方法。ウェスは親指の腹でマイルドな音を出していますが、Amaniさんは親指の先をを使って少しだけシャープな音を出している。彼の演奏と演奏パフォーマンス、ものすごいです。なんか、本当にジミ・ヘンドリックス愛に溢れたギタリスト。僕もたまたまSNSで彼を見つけた時、なんかすごく嬉しかったです。本当にカッコ良い!!ってミュージシャンを見つけると、すっごく嬉しくなるし、悔しくもなるこの感情はなんだろう…!こういうのも含めて、音楽っておもしろいですね。