「完き人」

昨日インスタライブのテストをやっていたら、

フォーカルジストニアから復帰のご経験を持つ
スーパービッグミュージシャン
(お名前出して良いか分からないので伏せます)
が見にきてくださって、

フォーカルジストニアについてものすごく有難いアドバイスをたくさん頂いて、感激しました。
その中に「周りの声に振り回されて焦ったらダメ!
ゆっくり丁寧にやっていきましょう。」というのがあって、すごく救いになりました。
結局夜中にも関わらず2時間くらいライブ配信をしてしまって、それでも最後までお話を聞いてくださって、
そのことにも感激しました。
喋りながら思い出したのが、
渋沢栄一さんの本「論語と算盤」に出てくるモットー、「智情意」。
智は智恵、(スキルと取ってもいいかも)
情は情愛、
意は意思。
これを全て兼ね備えた人が「完き人」、
完璧に近い人間なんだという内容です。
この難病を克服するんだ!という「意思」を持って、
「智恵」とスキルを持って復帰後しっかり活躍して、
夜中にも関わらず、こんな復帰したての若造の話を長いこと聞いてくださっている「情愛」あふれる方。
あれ?
「完き人」やないか!って思いました笑
新しいパーフェクトヒューマン発見!みたいな感じで笑
前からその「完き人」だ!って思っている方の代表が、
LAで活躍されておられるギタリスト、
Mori Music TV講師の森孝人さん。
プレイ的にも昔から僕の中で1番理想のギタリストだったのですが、
ひょんなことからSNSで繋がることができて、
僕が定位脳手術で入院した時にはご連絡を頂いたり、
僕の飼い猫が脱走して探し回っていた時にはアドバイスをくれたり、
コロナの時少し連絡させて頂いた際には「その後調子はどうですか?」と聞いてくださったり。
ギター界のイチロー選手の様なスーパーギタリストが
僕の存在や状態を覚えていてくださっていて、
言葉にして励ましてくださる、こんなことあるの!?って思っていました。
「智恵」、「意思」のある人って本当にたくさんいらっしゃるんですが、
この「情愛」を持っておられる方って本当に稀で。
だからこそ今回も感激が大きくて、
ああ、自分はこういう人になりたいんだなと
再認識しました。
もっとスキルを磨くのはもちろんですが、
「情愛」を持つことを常に忘れないようにしたい!
些細なことでも、手を抜かずに人のことを慮れる人になりたいな!
と思った夜でした。